こんにちは。なっしゅです。
連載シリーズ第一弾、当時の私はなぜ、数ある国の中からドイツに行こうと決めたのか。そしてなぜ、ドイツで今も暮らしているのか…
と、自分の進路を振り返っていきたいと思います!
長いので複数の記事に分けます。(連載ですから。笑)
はじめましての人や仕事などを通してそうよく聞かれます。
日本ではよく、「どうしてドイツで生活したいと思ったの?」とか、
「ドイツで仕事したいと思ったの?」とか。
またドイツでは、「日本はいいところなのに、どうしてドイツに来ようと思ったの?」とか、
「日本も先進国だし、ドイツとさほど変わらないのになぜ?」とかとか。
普段何気なく話しているこんな内容の会話ですが、過去を思い返してみてじっくりと考えてみると意外と何か発見できるかもしれない。私が当時頭の中に描いていたこと、夢見ていたこと、考えていたことを共有したら、誰かの役に立つかもしれないと思い、ここでまとめてみようとつらつら書いてみました。
海外、特にドイツで進学したい。経験を積みたい。就職したい。と思ってる方となにか共通する点があるかもしれません。
「こんな考え方もあるんだ。」
その程度の気持ちで読んでもらって全く問題ありません。なにせそんなに特別なことはしてませんから。笑
なのでもう最初に伝えておきます。
最も大切なことは、「行動に移すこと。実行すること。」
”Easier said than done.”(言うは易し行うは難し。)
…とどこかから聞こえる気もしますが、何事も始めなければ起こらないですから!
ドイツとの出会い
本当によく聞かれるので、もはや定型文のようにこう答えています。私が”ドイツ”と出会ったのは、「ドイツ語を勉強していたから。」
「はい。もうこの時点で意味わからんわ。さようなら。」と言われるかもしれません。笑
でも、これは嘘ではないし、今となっては別に誇張しているようにも聞こえないので、初対面の人とかに答えるのには最適な回答です。
実際、「あー、なるほどね。」ってなることが大半です。
でも実は、ドイツ語の勉強を始める前に、”ドイツとの出会い”のきっかけとなったことがあります。
中学校の ”総合” の授業でのこと
もはや昔の話すぎて鮮明には覚えていませんが、中学校に”総合”という授業があったと思います。(今もあるのかは不明)
その授業で”環境問題”について学習する機会があり、自分でそれをまとめる課題がありました。
…ピンときた方もいるかも知れません。ドイツは”環境先進国”で有名でした。
(少なくとも十数年前の当時はそう言われていた。)
ネットを使って情報を漁っているときにたどり着いたのが、ドイツ語のサイトです。もちろん読めません。手元にドイツ語の辞書も無ければ、精度の高いGoogle翻訳もありません。(Excite翻訳みたいなのはあったような。でもEnglishのみ対応。なおかつ翻訳精度はある意味”最強”だった時代。)
このとき、何かときめいたんですよね。笑
中学生の私は、「これ読めたらすげー!」と、純粋に思っていました。
これが、Äとか、Öとか、 Üといった奴らに取り憑かれたその瞬間です。
ドイツとの”最初の出会い”です。ときめきは大切です。
Englishに取り憑かれる(いい意味で)
当時私は英語を猛烈に勉強していました。外国語が好きだからではありません。英語が一番、成績の悪い科目だったからです。どれぐらいできなかったかというと、中2の春までbe動詞の変化が理解できていないくらい英語が苦手でした。笑
だからといって、他の科目が得意だったわけもなく、その他はすべて平均、そして英語はその平均的な成績を押し下げる”魔物”でした。
さすがにできなさすぎてヤバいとなった中2の夏前頃から、祖母の紹介で近所の小さな英語教室に通うこととなります。
これが人生の転機でした。
こんな事言うと何度人生で転機が訪れるんだと言われそうですが、今の自分は、ここで英語を勉強をしていなければありません。この話は長いので、また別の記事で紹介したいと思います。
とまあ、英語教室に通い始めて数ヶ月後、英語に取り憑かれます。(いい意味で)笑
このタイミングで英語学習が趣味のようになっていました。
ちょうど未来のオバマ大統領が、”Yes, we can.”と演説していた頃です。シカゴでの彼の演説を文字に起こした記事をなんとかして読もうとしていたくらい英語に没頭していました。笑。
おかげで成績も右肩上がり…
とはなりませんでした。笑
この頃から数学が異常なほどできなくなり、数学の成績は平均以下、というかそれよりもっと下まで落ちました。
(確か円周率をπで計算する意味がわからないから3.14代入でいいやと勝手に解釈してた頃。笑)
そして数学の成績は高校へ進学した後もひどかった…。笑
トレードオフってやつです。仕方ありません。
もはや英語に取り憑かれてしまった私は、他の教科を勉強する意思がありません。
そのため敢えて”取り憑かれた”と表現しています。
そしてドイツ語に出会ったタイミングもまさにこのときでした。
To be continued…
2章へ続く…
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