早いものでもう9月。
ついにこのシーズンがやってきました!
そうです。オクトーバーフェストの季節です!
…
とは言いましたが、
2020年は残念ながら、中止です…。(コロナめ。)
それでも…
希望はまだあります!
オクトーバーフェストに出店しているミュンヘンの各醸造所は、今年もビールだけは醸造しています!
オクトーバーフェストとしてのイベントは残念ながら中止ですが、ビールはあるのです!
というわけで、オクトーバーフェストビール紹介の第一弾として、
PAULANER Oktoberfestbierを、PAULANER Hellesとの比較形式でレビューしていきます!
PAULANER Oktoberfestbierの基本情報
見た目
さて、左右に並べて比較してみます。
左がノーマルタイプのヘレスで、右側がオクトーバーフェストビールとなっています。
全体的にオクトーバーフェストビールのほうが濃い目であることがわかります。
色味は黄色みの強いゴールドで、ヘレスよりもピルスナーに近いです。
透明度はどちらも完全にクリアです。濁りは一切ありません。
(画像では少し曇っているように写っています。ごめんなさい…)
そして炭酸の発泡も、オクトーバーフェストビールのほうが強めです。
シュワシュワ感が画像からも伝わると思います。
泡立ちは両者とも比較的似ています。どちらも同じラガータイプのビールなので、泡持ちはそれほど良くありません。
(この手のビールの比較レビューは時間が勝負です。ぐうたらしていると泡が全滅します。笑)
味
実際に比較しながら飲んでみました。
(味わいのレビューについてはあくまで筆者の主観レビューです。)
口に含んだ瞬間、軽やかなホップの香りの後、モルトの重厚な味わいが広がります。
色味、味ともに、通常のヘレスよりも濃いのは原材料のモルトに、ミュンヘンモルト(Münchner Malz)という種類のダークモルトが含まれているからでしょう。
これに強めの炭酸ガスが加わり、力強い喉越しが生まれます。
そんな濃い目の味の中でも、PAULANERビールに共通する柔らかい風味はしっかりと感じることができ、一口ごとに材料の旨味の変化を楽しむことができるビールです。
後味はヘレスよりも重めで、ホップの香りが残ります。
このオクトーバーフェストビールのキャラクターは、見た目も味も、ピルスナーに近いと感じました。
それでもピルスナーのようなホップの華やかさが際立つものでもなく、1Lのマスジョッキ(Maßkrug)でごくごく飲むには適した味わいとなっています。
アルコール度数は通常のヘレスが4.9%。
対してオクトーバーフェストビールは6.0%。
ビールの味わいは、たった1%アルコール度数が異なるだけで大きく変わります。
しかしミュンヘンビールに共通するその飲みやすさと美味しさゆえに、どんどん飲めてしまうのが(良い意味で?)危ないところです。
まとめ
いかがでしたか?
PAULANERオクトーバーフェストビールは稀に季節ものとして日本でも入手できるビールでもあります。もし見かけたら、是非一度お試しください!
季節限定のその美味しさに、きっとあなたもハマります。
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